2023年3月13日、フランスの高等教育・研究省(ministère de l’Enseignement supérieur et de la Recherche)が、フランスのオープンサイエンス指標“Baromètre de la science ouverte”の2022年版を公開しました。
発表によると、同指標は4年連続で調査されているものです。2022年12月時点で、2021年に刊行された16万のフランスの学術出版物のうち、67%がオープンアクセス(OA)となっており、前年と比べると5ポイント、2018年と比べると29ポイント上昇したと述べています。
また、2022年版では研究データやコード、ソフトウェアに関しても調査を行っており、2021年時点で、コードやソフトウェアの共有率は20%であり、データセット作成への言及があるフランスの学術出版物のうち22%は学術データの共有に言及しているとしています。