DataCiteは、2020年8月27日付けのブログ記事において、永続的識別子(PID)の付与された学術リソースとリソース間の関連性を視覚化する“PID Graph”のウェブ検索インターフェースとなる“DataCite Commons”の提供開始を発表しました。現在も開発が進められており、正式な立ち上げは2020年10月を予定しています。
記事中では、“DataCite Commons”の最も重要な機能の一つとして、DataCiteやCrossrefなど、学術コンテンツのDOI(デジタルオブジェクト識別子)登録機関のうちどの機関が登録したDOIであるかを問わず、DOIの横断検索が可能となることを挙げています。また、“PID Graph”のウェブ検索インターフェースとして、DOIを付与されたコンテンツと研究者・研究機関・助成機関との関係性を示す機能も備えています。
DataCite Commons - Exploiting the Power of PIDs and the PID Graph(DataCite Blog, 2020/8/27)
https://doi.org/10.5438/f4df-4817